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個別記事の管理2013-11-22 (Fri)
イタチの涙…
両親を手に掛けるイタチの涙。
あれに万感の想いを感じるのは、
あのアニメーションだからこそ可能なのであって、実写表現では不可能。
例えば、冬ソナも同様の涙の表現はあるけれど、チュンサンが思い出を冬の海に投げ捨てるのは一人だから可能なわけで、
両親を手に掛けるイタチのあの涙を三人登場の実写シーンで表現するのは難しいと思う。

イタチの想い、イタチの人生、サスケへの愛、忍びの本質。
サスケに全てを話せていたら?
巻き込む恐怖とのせめぎ合い。
天才イタチの確かな判断。
少なくともサスケは青少年期を自責と後悔の念で過ごすことはなかった。
イタチへの復讐心以外は普通に、ごく普通にクールな悲劇のエリートとして生きられた。イタチへの復讐心はイタチへの信頼を信じて疑わないサスケの真実追求の仮の姿。

今にして思えば、サスケがイタチを倒したときから、サスケが真実を知るまでのストーリーはナルトではなく、サスケが主人公と言っても言い過ぎではないと思う。

それもこれも漫画、アニメーションの連載方式という時空制御を伴う表現形式特有の特徴。
これを生かさないてはない。
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